≪敗々者復活≫
アド版・3歳以上 東京・芝2400m 晴・良 2003年2月20日発走


敗 々 者 復 活・ 展 望
決勝に進めるのは18頭中わずか2頭のみ(倍率9倍)。
準決勝でも敗者復活でも敗れた準決勝進出馬18頭に
よる、本当に最後のチャンス、敗々者復活戦。
3着以下の馬はここで終了となってしまいますが、
敗者にとってはある意味「順位決定戦」の意味合いも
含むレースなので、もし3着以下に終わったとしても、
できるだけ上の順位を目指してほしいところです。

印は分散しておりかなりの混戦模様です。
今回は◎を取った5頭を左から取り上げてみます。
まずは残ってしまった唯一の先行馬ジュニ
準決勝に進出した先行馬5頭のうち既に4頭が決勝進出。
この馬が進めばパーフェクト達成となりますが、
デビュー戦の予選第12回で見せたあの計算された逃げを
打つことができれば、粘る可能性は高いと思われます。

次に、自身4度目の左2◎を奪ったシルバービースト
準決勝に入ってから今ひとつ伸びを欠いていますが、
能力的には上位なだけに是非とも決勝へ進みたいところ。
真ん中の印を取ったのはエヌティオチラフェ
予選第14回圧勝以降は惨敗が続きですが、根性を活かした
ペロペロをもう一度! 勿論ターゲットはタマチャンで!

右2◎はチサスワンチカですが痛恨の塩無し…
ただでさえ謎の惨敗が続いているだけにこれは痛い…
塩無しで勝利した同軍のウニに続け!!
最後に4度目の1番人気となったエゾファージュ
セデュールとともにルシファー師の決勝多頭出し作戦を
さらに強力なものにできるか?
どの馬もラストチャンスだけに全力を尽くしてほしいです。
いざ、ファイナリスト目指して出陣!!
.
≪スタート≫
まずは18頭きれいに揃いました
そして大外から画面をかすめるようにジュニ
単騎先行のジュニが早くも3馬身から4馬身のリード
しかし後ろからクライムアップが猛ダッシュ!!
内を突いてクライムアップが一気に先頭を奪取!
≪道中≫
先頭はクライムアップ、イレ込みの影響はどうか
ジュニは1〜2馬身差の2番手を追走
やや離れて少々掛かり気味にウイングスホール
ガイズエシュタードは現在4番手
最内からはウェーデルンが進出
ハートスティーラー、グレアデスティニー
プリヴィエート、シルバービースト

1番人気のエゾファージュはちょうど中団
シュッツバルト、エヌティオチラフェ
レノスハーブ、マークスピッツ

そして後方からビリーヴィンゾーン
チサスワンチカ、セデュール
キングタマチャン
がシンガリという展開
≪残り800m≫
先頭はクライムアップ
2番手にジュニ、そしてウイングスホール
先頭集団の展開にまだ動きはない!
唯一人気のエゾファージュだけが上がってくる!!
敗者復活2組と全くそっくりの展開!!
≪直線入り口≫
先頭はクライムアップ
しかしエゾファージュ、まくって来た!!
さらには並んでハートスティーラー!!
エゾファージュ、ハートスティーラーの叩き合い!!
内でクライムアップも粘って3頭が横一線!!
その後ろは10頭ほどが固まったままの大混戦だが、
馬群を抜け出して赤い帽子が上がって来た!!
≪残り200m≫
先頭はわずかにハートスティーラーか!!
エゾファージュも懸命に食い下がる!!
上がって来た赤い帽子はレノスハーブ!!
そして大外から凄い脚で一気にシルバービースト!!
さあシルバービーストがここで交わして先頭か!!
≪残り100m〜ゴール≫
先頭はシル・・・いやレノスハーブに替わった!!
シルバービーストは失速してしまった!!
そして2番手にはエゾファージュ!!
ハートスティーラーが3番手!!
先頭はレノスハーブ!!
2番手にエゾファージュ!!
最後の決勝進出馬はこの2頭で決まるか!!
いま、レノスハーブが1着でゴールイン!!

勝ったのは人気薄のレノスハーブ!!
そして2着には1番人気のエゾファージュ!!
この2頭が決勝行きの最後の切符を掴みました!!

敗 々 者 復 活 ・ 結 果
TIME:2.23.7 4F:42.8 3F:30.5
着順 馬番 予想印 馬名 馬主 着差 人気
1着 5 −−−−− レノスハーブ GDEH 15
2着 4 −−△△◎ エゾファージュ ルシファー 1 1/4 1
3着 9 −−−−△ ハートスティーラー いっちー 1 7
4着 17 △◎−−− シルバービースト ケイ 1 1/2 8
5着 11 −−−−− ビリーヴィンゾーン うるき 2 1/2 17
6着 18 ◎−−−− ジュニ でび クビ 9
7着 2 △△○△− グレアデスティニー GL@RE クビ 16
8着 7 ○△−○△ ガイズエシュタード GEO クビ 5
9着 15 −△−−△ マークスピッツ ひで 3/4 10
10着 1 −△−−− ウェーデルン ひで ハナ 12
11着 13 △−▲▲▲ プリヴィエート でび 3 1/2 3
12着 10 −−−−− セデュール ルシファー ハナ 13
13着 16 −−△−− ウイングスホール 棟梁 1/2 14
14着 3 −−−−− シュッツバルト AIR-GROOVE 3/4 18
15着 8 △○−△− クライムアップ syou 大差 11
16着 14 ▲▲−◎− チサスワンチカ ちさっち 4 6
17着 6 −−◎−△ エヌティオチラフェ 角田直樹 1 1/2 2
18着 12 −−△−○ キングタマチャン グッチー 大差 4
単勝:2610円 複勝:730円,280円,390円
枠連:2540円 馬連:10050円
決勝進出への最後のチャンスを飾ったのはなんと15番人気の
レノスハーブ!! 続く2着には1番人気のエゾファージュ
入り、ダンバン配合のワンツー決着となりました。

奇妙なことに、直線入り口までの展開は敗者復活2組と酷似
していました。唯一の先行馬がまず3〜4馬身のリードを取る。
→その直後にイレ馬が猛ダッシュで先頭を奪いスローペースに。
ウイングスホールがちょっと掛かり気味に3番手。
→このままコーナーに入るまで先頭と後続の差が詰まらない。
→残り800から仕掛けるのは1番人気のエゾファージュだけ。

しかしここから先は違いました。エゾファージュが直線入り口で
まくって先頭に立ち、馬群が一塊となって競り合い中心の攻防に
なったことで大激戦に。そんな中で上手に馬群で脚を貯めて
競りながら末脚を爆発させたレノスハーブが最後突き抜けました。
上がり3Fは呉ダービーでは最速の30.5を記録。
前半のマイル通過1.40.9の超スローペースと、直線での団子状態が
レノスハーブの持つSP+根性を最大限に発揮させました。

これでGDEH師は64版(レノスフラッシュ=6着)に続く
2回連続の呉ダービー決勝進出を達成しました。
ちなみに64版に続く2回連続は他にも既に2名が達成しています。
・ファンタジスタのBobu師(ササノブロンコス=8着)
・ファイアスティードの赤覆面師(クックドゥア=2着)
今度こそ「ダービー馬のオーナー」になれるか、注目です。

グレアデスティニーのGL@RE師(グレアフライト=4着)は
惜しくもここで7着に敗れ、連続決勝進出はなりませんでした。
ちさっち師も無念の敗退で99版(KURE CUP)以来の決勝進出はならず。
うるき師のビリーヴィンゾーンも4連続塩なしながら5着に健闘
しましたが、SS版以来の決勝進出には至りませんでした。
それ以外で一番惜しかったのは3着のハートスティーラー
直線では会心の展開に持ち込みましたが、競り合いが激しくなり
過ぎた分最後甘くなってしまいました。各地BCでの活躍実績も
あり、決して人気だけの馬ではないだけに残念です。